儲かった日も代書屋の同じ顔

  • 2017.11.22 Wednesday
  • 16:29

JUGEMテーマ:行政書士

 

「儲かった日も代書屋の同じ顔」

 

落語家の4代目桂米團治(1896-1951)が創作した演目『代書屋(だいしょや)』のマクラで、

決まって使われる川柳なのですが、

代書屋(行政書士の古い呼び名)の性質を良く言い表しているなと思います。

 

この落語によると、

世の中にはいろいろな仕事(商売)がありますが、

大きく別けて陽気な仕事と陰気な仕事があるようで。

 

前者は魚屋さんとか八百屋さんのように、

威勢よく商売をなさっている方々。

後者は医者や易者、そしてわれわれ士業職などを指すようです。

 

それでは、

実際のマクラの語り口に耳を傾けてみましょう。

 


 

「儲かった日も代書屋の同じ顔」川柳というものは、

なかなか面白いところに目を付けるもんで、

そぉ言われてみますと、この代書屋さんといぅ商売は、

「今日は儲かった」といぅて、あまり嬉しそぉな顔をしてる人おまへん。
たいてぇ陰気な顔をして机にもたれて店番をしてる、てなもんで……

 


 

まさに、言い得て妙です。苦笑

 

私個人としては、明るくニコニコよりも、

陰気な方が合っているので幸いなのですが、

いくら陰気な商売といわれても、

行政書士業務も客商売・サービス業であることに違いはありません。

 

顔は陰気でも、

心の中では、依頼人のために、最善の策を必死で考え、

良い結果につなげられるよう努めていますので、

無愛想でも、どうか悪しからず…^^;。

 

 

また、同じく代書屋を皮肉った川柳に、

「割り印で 代書罫紙(けいし)に箔を付け」なんていうのもあります。

 

実際に、私たちも「職印」といって、

行政書士○○○○(氏名)と彫られた印鑑を所持しているのですが、

作成した書類に捺印することが法令で義務付けられているから押すのであって、

決して箔をつけるために押しているわけではないので、念のため。笑

 

 

なお、この演目の作者で演者の4代目桂米團治は、

実際に大阪で「中濱代書事務所」という事務所を営んでいたようです。

※「中濱」は米團治の本名です。

※当時は今のように国家資格制度なかったため、識字力や知識があれば誰でも開業できました。

 

 

落語は趣味でよく見るのですが(といってもテレビやDVDがほとんどですが)

自身の職業について、ドラマやマンガで取り上げられるより、

伝統芸能である落語で使ってもらえる方が個人的には何だか嬉しく思うのです。

 

(行政書士:松本)

 

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