【最新】永住申請の審査期間(東京入国管理局管轄)※2018年9月現在

  • 2018.09.28 Friday
  • 18:19

永住ビザの審査期間について、法務省が定める標準処理期間によると、「4か月」とされています。

たしかに、(事案にもよるものの)全国的にみればおおよそ4〜6ヶ月ほどで結果が出るケースが多いようです。

 

ところが、こと東京入国管理局に関しては、昨今、永住審査期間の長期化が指摘されています。

以前のエントリーでご紹介したとおり、約9ヶ月(場合によっては1年近く)というのがここ最近の傾向です。

 


 

では、なぜ管轄によってこのような差(地域差?)が出てしまうのでしょうか?

 

東京入管は審査長期化の理由について、申請件数の増加を理由のひとつとして説明しています。

たしかに、東京入管が管轄する1都9県は外国人が非常に多いため、永住申請件数もダントツで全国1位です。

 

(出典:地方入国管理局管内別 在留資格の取得等の受理及び処理人員(2018年7月)抜粋)

 

最新の統計(9月25日掲載)によると、今年7月の現在で受理されている全国の永住申請受理件数41,488件のうち、東京入管がかかえる件数は29,025件ですので、じつに約7割が東京入管の処理案件ということになります。

 

それでは、実際に申請件数は増加しているのでしょうか?

 

統計によると、平成29年1月時点の東京入管における永住申請受理件数は15,680件でした。

ところが、1年後の平成30年1月時点での件数は、24,255件となっています。

単純計算でも1年で8,500件の増加とみることができるため、確かに申請件数は増えているようです。

 

しかし、この受理件数という数字は該当月に受理した件数を指すのではなく、旧受(前月までの未済件数)と新受(該当月に受理した件数)の総数であるため、少し注意が必要です。

 

統計上では、毎月2,000〜3,000件の永住申請が受理(新受)されているのですが、昨年4月の永住許可に関するガイドライン改定後は、しばらくの間3,000件超の月が続きました。

一方で、既済件数(既に審査が完了した案件数)は2,000件前後で推移しています。

したがって、申請件数(新受)が少しずつ増加する一方で、審査の処理件数(既済)はほぼ横ばいという状態がここ1年続いた結果、未処理件数(未済)が徐々に増えていったというわけです。

つまり、上述した約8,500件の増加は、未済の積み重ねによる持ち案件の増加分ということができます。

 


 

東京入管がこのような状態にある一方で、同じく大都市圏を管轄する名古屋入管と大阪入管についても、ガイドライン改定後の微増はあったようですが、統計上は東京入管ほどの増加傾向はみられません。

 

以上を踏まえると、東京入管の永住審査部門がいかに混雑状態にあるかが想像できます。

 

審査が長引くことで焦る気持ちも理解できますが、上記現状を考えるといたし方ないといえそうです。

入管当局もこの国のために誠実に仕事をしてくださっているわけですので、申請人側としても謙虚な気持ちで粛然と結果を待ちたいものです。

 

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